人の集中力には限度があるので、その向かう先を限定し、集中することが大事である。
そこで、ビジネスでよく使われる用語である、「選択と集中」を用いるのが良い。
簡単に言うと、優先順位付けである。
重要なものに対し集中力とエネルギーを注ぐ。
これを仕事に活かすと、以下のとおり。
日々発生する学ぶべき雑多なことのうち、本当に暗記すべきことは実は少ない。
これをAランクとし、それはノートにとり、文字通り暗記する。
他方、B、Cランクの事柄については、ノートには取るが、覚えはしない。そういう問題もあったなと次回あったときに思い出せる程度に記憶しておく。
このようにすれば、Aランクの重要な点は覚えられるし、何とか仕事を乗り切っていくことが可能である。
逆に、優先順位を意識せず、Bランク、Cランクの知識をも覚えようとすると、薄く広くとなって、結局本当に覚えるべきAランクの知識すらボヤっとしたものになってしまう。
よって、まずはAランクの事柄に集中しよう。
「選択と集中」は読書にも活かせると思う。
本を読む際、全ての文字を満遍なくノペっと読んでいては、対象が絞れず疲れる。
しかし、この本が言いたい重要な部分を意識し、キーワードのみを拾っていくような読み方をすると、集中力をセーブできるし、著者が言いたいこともよく理解できる。
他にも応用できる場面がありそうなので、限られたエネルギーを有効に使う、「選択と集中」を意識しよう。
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